木工の雑学的所見
木工クラブ 山崎進

「木工」は私の個人的感覚では「未知との遭遇」であり平たく言えば好奇心を刺激される機会でもあります。他の材料と異なり材質の不均一があって、期待通りの加工や仕上がりが得られないため、事前によく観察する必要があります。節のところが堅くて削り難いことはよく知られていますが、木目のところでも鋸で斜めに切ろうとすると微妙に刃が押し戻されて、期待通りに切れてくれないことがあり苦労します。
このためホームセンターに行った時は、必ず工具売り場で新しい工具が開発されてないかチエックしています。格好のものが見つからなくとも、種々の工具を眺めているうちに、どんな工具があれば便利かという具体的イメージが見えて、「自分で作れば良い」と必要な材料を探すこともあります。
自作の工具で、どのような作業ができるかを考えるのは非常な楽しみでもあります。実は工具を作るほうが、木工よりずっと多くの手間と別の工具さらには雑学的技術を必要とします。
作業風景@ 作業風景A
テーブル
踏み台@ 踏み台A
過去分(バックナンバー)は→こちら