ハクウンボク
[前に戻る]    TOPへ
エゴノキ科。山地に生え、高さ6~15mになる落葉高木である。花芽は楕円形で、大きい主芽(しゅが)と小さい副芽(ふくが)が並ぶ。副芽は、主芽が虫に食われたときなどに成長し、主芽のバックアップの役割をしている。葉が落ちると、冬芽がでるが、それは裸芽(らが)で毛皮コートのように黄褐色の毛におおわれている。

花芽と葉痕
谷津公園 2014/1/7

若枝は、赤褐色の表皮が、縦に短冊状に剥がれやすい
谷津公園 2014/1/7

大きい主芽(しゅが)と小さい副芽(ふくが)が並ぶ
谷津公園 2013/1/8

芽鱗はなく、裸芽で細かい黄褐色の毛におおわれる
谷津公園 2008/1/8

葉痕は冬芽をグルリと囲むO字型
谷津公園 2016/2/2

谷津公園 2023/4/17

若い果実
香澄公園 2010/6/1

香澄公園 2010/6/1

実は星状毛が密生し熟すと皮は縦に裂け褐色の1個の種と共に脱落
谷津公園 2015/9/1

来年の芽(冬芽)が、葉柄の中に納まっている
谷津公園 2014/12/2
[前に戻る]    TOPへ