カヤツリグサ
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カヤツリグサ科の1年草。畑や空き地などに生える。茎の断面は三角形で高さ20〜60cmになる。茎の基部に線形の葉が1〜3枚つく。茎の先にも葉と同じような苞葉(ほうよう)が4〜6枚出る。苞葉の間に長さの不揃いな花序枝を5〜10本放射状に伸ばす。枝には、黄褐色の小穂の集まった穂がつき、線香花火のように見える。小穂は先の尖った鱗片が左右2列につき、長さ1cmの線形をなす。
名の由来は茎を裂くと蚊帳(かや)をつったような升形の四角形ができることから。

線香花火のように見える小穂の集まった穂
南側観察路 2011/9/6

 
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