カラスビシャク
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サトイモ科の多年草。日本全土の畑の雑草として生える。葉は1〜2個根生し、3小葉がつく複葉。花茎は高さ20〜40cmで葉よりずっと高い。花茎の途中と小葉が集まるところに珠芽(ムカゴ)をつけ、これで増える。花期は5〜8月。花はかぶと状の苞(仏縁苞:ぶつえんほう)に取り囲まれていて、中からひもが出てくるが、これは付属体と言う。付属体の下には粉のついた雄しべのかたまり、その下にはトウモロコシを小さくしたような雌しべのかたまりが順番についている。雌雄同株(しゆうどうしゅ)。

花はかぶと状の苞に取り囲まれていて、中からひもが出てくる
 2009/9/2

西側観察路 2007/10/2
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