ルビーロウカイガラムシ
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カメムシ目のカイガラムシの一種。4〜5mmのメスの成体は背中が厚いロウ物質に覆われ、その色が赤紫色であることからついた和名。宿主植物(モチノキ、かんきつ類など)上に定着すると、師管に口針をさして、中を流れる栄養の多い液を吸い、余った糖分たっぷりの液を排出する。その液がついた葉などにカビの一種のすす病の胞子が付き、どんどん増え、すすのように黒く覆う。それが結果的に宿主植物の光合成を妨げる。
モチノキについたルビーロウカイガラムシ
センターゾーン 2018/3/6
白い部分は通気口の機能を有しているようである
センターゾーン 2018/3/6
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